FreeType プロジェクトで開発されている、FreeType 2 ライブラリを Microsoft Windows 用にコンパイルしたバイナリです。開発者向け。
現在公開しているバージョンは freetype-2.4.11 です。いまのところ 32 ビット(x86)版のみです。
開発にあたってはヘッダ・ファイルは同梱のものを使用してください。オリジナルとほぼ同一ですが、DLL として利用できるようにするために一部カスタマイズしています。
DLL 版を使用するプログラムには実行環境にランタイム・ライブラリが必要です。
リリース・ビルド(freetype.dll)には msvcr100.dll、デバッグ・ビルド(freetyped.dll)には msvcr100d.dll が必要です。これらは Visual Studio 2010 をお持ちであれば含まれています。リリース・ビルド向けの msvcr100.dll は再配布可能です。「Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ (x86)」としてマイクロソフトのサイトからセットアップ・プログラムをダウンロードすることもできます。
ランタイム・ライブラリの再配布についての詳細は MSDN の解説「Visual C++ ファイルの再配布」を参照してください。
ソースファイルのほかに、アーカイブの objs\win32\vc2010 に以下のコンパイル済バイナリを同梱しています。builds\win32\vc2010\freetype.sln をビルドすれば基本的に同じものが作れるはずです。
/MD でビルドしたスタティック・ライブラリや、/MT でビルドした DLL は含まれていません。
オリジナルの FreeType ライブラリのライセンスに準じます。すなわち FreeType License ないし GNU General Public License (GPL), version 2 のどちらかをプロジェクトに合わせて選択してください。
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