freetype.dll

FreeType 2 Windows DLL

公開:
2012-04-28
更新:
2013-01-12

FreeType プロジェクトで開発されている、FreeType 2 ライブラリを Microsoft Windows 用にコンパイルしたバイナリです。開発者向け。

ダウンロード

現在公開しているバージョンは freetype-2.4.11 です。いまのところ 32 ビット(x86)版のみです。

コンパイル済みバイナリおよびソース・ファイル(オリジナルとほぼ同一ですが、DLL ビルドのために一部カスタマイズしています):
freetype-2.4.11-custom-windll.zip (MD5: 352021c1b7261aaac7aa1ff4380052b6)

開発にあたってはヘッダ・ファイルは同梱のものを使用してください。オリジナルとほぼ同一ですが、DLL として利用できるようにするために一部カスタマイズしています。

要件

DLL 版を使用するプログラムには実行環境にランタイム・ライブラリが必要です。

リリース・ビルド(freetype.dll)には msvcr100.dll、デバッグ・ビルド(freetyped.dll)には msvcr100d.dll が必要です。これらは Visual Studio 2010 をお持ちであれば含まれています。リリース・ビルド向けの msvcr100.dll は再配布可能です。「Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ (x86)」としてマイクロソフトのサイトからセットアップ・プログラムをダウンロードすることもできます。

ランタイム・ライブラリの再配布についての詳細は MSDN の解説「Visual C++ ファイルの再配布」を参照してください。

内容

ソースファイルのほかに、アーカイブの objs\win32\vc2010 に以下のコンパイル済バイナリを同梱しています。builds\win32\vc2010\freetype.sln をビルドすれば基本的に同じものが作れるはずです。

リリース・ビルド、DLL(/MD+/DLL):
freetype.dll
freetype.lib
デバッグ・ビルド、DLL(/MDd+/DLL):
freetyped.dll
freetyped.lib
freetyped.pdb
リリース・ビルド、スタティック・ライブラリ(/MT):
freetypemt.lib
デバッグ・ビルド、スタティック・ライブラリ(/MTd):
freetypemtd.lib
freetypemtd.pdb

/MD でビルドしたスタティック・ライブラリや、/MT でビルドした DLL は含まれていません。

ライセンス

オリジナルの FreeType ライブラリのライセンスに準じます。すなわち FreeType License ないし GNU General Public License (GPL), version 2 のどちらかをプロジェクトに合わせて選択してください。

履歴

2013-01-12
2.4.11 公開。
2012-04-28
2.4.9 公開。

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