メカ紫

マルコフ源氏

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形見ぞ、波に付けたまへば、げにいとおもしろく。山里のあはれにも千年の松のことなど過ぐしたまひぬれば、と思ふだに、と聞こゆれど、さるべきけしき悪しと、おのづからおよすけさせたまへるにおもしろくにぎははしく弾きたまふところを、をかしき夕暮などは、いと悲しけれ、うれしと思しいとなみたててたてまつりおきて。神無月に思したれど、外腹の女こそは、うしろめたくて、御前の方にものしたまふ。例の田舎びにまかせぬことの御心のうちかへし移ろふけしき見ゆ。眺め暮らしたまへる人の御宿世も、あはれと思ひはべれ。かくおほなかくよき若人は障りこそ、げにかの人びと思す。

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メカ紫「……どうかしら?」


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