メカ紫

マルコフ源氏

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いとはなやかにか、一つ色の御ことと思し乱れて入りぬるは見はべらむ。なほ心収めて見たてまつらむ。いかなれど、この文箱になまめかしけれど、この渚に、いと二なし。おのれを思ひて、なかなかなかなか胸うち振る舞ひのなりて、今だにありて、何の貴きも限り、なかいと恋しく思ひなしたまはぬさまざまにかと見ゆまじき御名も、いと罪深くなむ、もとより取り分きて、今はなかなることなむ。宣旨書きは思ひ惑はず、ものはかなき住まひにおはしたりとおぼゆるを、さやうに降りしかば、内裏わたりにて出でたまふべきかたさりとも、いとよく思ひ寄りぬ。かの君の、うち誦じたまひては、おほかたの、など、心苦し。北の罪はいかなる御心とまるべきをゆかしく思ひそめして、と思ひあへりければ、心をもて遊びなどの内もいとほし。

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メカ紫「……どうかしら?」


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