メカ紫

マルコフ源氏

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箏にて、さらに、里は絶えてなし。女御の少なさに、偏つき、さる人にも、雫に思し寄る。御前近き梅を、耳に、西の夢覚めて出でて、さるべきことも、なほ見たてまつるにやあり。下より覗けば、まして、月影などを、玉の君ならねば、言少なに思し知らぬべきなめり、いとをかしうもあへり。薬王品などに、すさまじき暁月夜に、右近ぞ、かく思しやれ、とて、劣りの御心なりけり。暗くなるあてさは、いと苦しく、思ひきこえたまふ。見なしたまひて、け近く寄りぬ、ただかたそばぞ、君にして、と、うしろめたきやうも、と思ひたまへば、まだしき先にと、心やましきほどに過ぐしたまひけるを、あやにくにたり。

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メカ紫「……どうかしら?」


メカ紫について

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