メカ紫

マルコフ源氏

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鏡の交じらひて、大将の果てておはす。世の中をもいとさうざうしくも思ふをかけて参れり。宮の御子は、いとあはれなり、かかる心もし折の末、陀羅尼の名のみなむおはしましつべからむ、とぞ、なほ、うちほほ笑みて、また人は寝はべらじたてまつりたまふ。心比べに今一際まさらむ、などは、とゆかしがり聞こえ出づるにつけてこそ見せよ。尼君の方の君聞きて、かつがついと艶に添へて、と思へば、といひて、人悪ろく、ひさしく降りまされば心から、この藤の、人数に渡りたまへ知らず、近く、声惜しまぬ人のことは、ことに似ぬさまなども忘れたまはぬ女房の御許の隈なしたまへるは、人を調へて、さまのおはして、言はべりながらもはべらば、御ありさまもあいなしや、とのたまふついでにまかでたまふを書けど、なか心に大殿籠もりぬ。さるべきを、つきなく、遊び戯れごとも、など、帯しどけなくうちおどろき顔なりぬ。あまりにかの人びとあまたの、かくうるはしだちたるほど、持て行き離れに、うちなびくべき用に圧されて、心細く、五人ばかりしほどにて、語らひ暮らして、濃き青鈍の、いとどいみじき世のほどにありぬべきわざしにて覗け。八十余りの遠君の、命延ぶる心地し。命婦は、限りなくのみものは、いかが思しまさるものをしも見つけて聞こゆ。

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メカ紫「なかなかの出来!」


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