メカ紫

マルコフ源氏

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夜もすがらいみじう作りゐてはあやしくたいだいしきまでもせたれば、ただわが心に、すこし思ひ離れきこえたまふが、野辺の、分きて育みはべらね、石清水、花どもを、常ならぬ役とのみ心にさしかへて、悩ましさも導きたまひぬ。かしこく、まめやかにゐたまへり。阿闍梨もやられ、草むら雲恐ろしげなるさま悪しけれ、とぞいとすくよかにいざなはれし折のうち捨てつる雪にはかにこれを、わが御心には仕うまつれり。兵部卿宮、玉のころは参りなどさうどきてものしたまへるほどの品ならばぞおはするにものしたまひしかば、同じくは、春雨か、うはべの夏の雫にか、何人ぞ、心を、似げなの君に琵琶は、とあり。御髪も削ぎ捨てまほしき心の対のわづらひぬらむと召せ、なほ世の、ことの国府にて、心一つにしことも、なまうらめしかりけれ。さても例の家居の、ものなり。

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メカ紫「……どうかしら?」


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