メカ紫

マルコフ源氏

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心強うもてなして、心もあるにやあらむ、世にやはべらで待ち思はれて進み寄る方になほなほしくて人のころは鼻まじろきを思ひのぼれ、思ひたまへり。今はた、御消息も絶えてまた見して、事を、京よりも、見たてまつるべきついでに、宮も、いと青やかに、とのたまひければ、内裏の若草をひき隠しそ。例の例よりは、ささめきあへで止むべき方いとおもしろし。かしこくもて離れたる身に、などを、いつしかと、匂ひみちて、思ひて軽らかなることありなむおぼえたまへる山里の、神事などこと出で来そめて、昔も、故前坊の、勘へさせたまへしを尽くし、里も思ひしめさせむ人びとはあらむかし。過ぎにし絵にて、と待ちおはするとて、いとわりなうらうたきところつきて、と思せど、姫君の御みづからの秋をや。女御も御訪らひ聞こえながらこそありけり。いかに立ちはべらぬべかめれど、などせたまはで、僧都、年月を過ぐしがたう見じ舟の雪の後れたてまつり送らむこと、小鷹狩のついでの音かな。いと悲しと言ふ人もとどこほりつる年月ぞ、なむ、墨つき、水に思し立つ所と、いかが帰りたまふ。

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メカ紫「なかなかの出来!」


メカ紫について

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