メカ紫

マルコフ源氏

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大将殿の御心にもまかで散りも見えたる拍子などしなりて、この折に作らせさせたまふ。いかならむこと、とは、なめり。よしづきなくなど、これは、ただ一人を見ず、謡ひししるし、かかる御住まひなりぬれば、かの、抜けたり。からうして思しける。何かは、とて、ことわりなして、つくろひて、明け暮れにて、曇らはしきによく調じと思すもの思ふべけれど、もどきたまふ。西の名残とどめたまへりしたまひて、あはれ、思ふ人の日は心に、えとどめらるることの君たちよりも、日ごろ、涙の御もとと語らひたまへられしかば、生ける御方々は、急ぎ仕うまつる人もあらず御覧ぜむ人も、と、軽らかなるをするを、らうたげに、向かひきこえたまふらむ、いとど恋しくおぼえたまふべき方にや。大臣のことなむ、ここのおはするになむ、いかがものしたまひて、唐土だたむ。いみじきもの笑ひてだに、忙しき御あはひどもは、と、今すこしこぼちて、うち添へて、とやうあらばにて、と、八人、疑はしき御心ばへをのみこそ、まめやかに、いとしたたかなる心地すべくのたまへば、おろかに、見たまへば唐櫃だつ物どもを置きたれば、月明き方に人の御後見を、と思すらむ、と思し召すに、世の中も言ひ知らすれど、おぼつかなからず、と、かたはなるもてなしきこえたまふまで思したらむと聞きあらはしたまはむもおぼつかなからず、したまふことを盤渉調に合はせたるさまにて、もとよりおりたちの、あふさきるさに引き入りたる手を尽くして参り帰り入らむ方に心苦しと見るらむや、引き違へる旅寝の宿りは、深き御心ざしは思ひ出で消え残りはべりしもなり変はれる。

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メカ紫「なかなかの出来!」


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