メカ紫

マルコフ源氏

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などか、さしつるをば、もの騒がしきほど、あさましううつくしげさ添ひたれば、何ごとに帰りはべりしかどもは、ねむごろなれば、道風なればこそ多くて、山によりはじめよりて、ものと見え聞こえたまふ。いと多くの隠れの祈りきこえたまはず思ひ捨てむは広く見たてまつりたまふに言ひ返されも知らで、納殿の唐物ども、今は、響きを二間の簾もあらめ。さかしらに見えさせたまふ、聞きはべりしほどに罪なきことに聞こえたまひし限りあるを、などの時の御しつらひて、好きたまはず。さいへど、三日内裏にさぶらひ馴れじても、御髪下ろさせむは色あひに描きて、今年ばかりの、といふらむ、御使にこそは、たちまちにかは隠させさせたまふにや。また対面は、あやしき小家に生ひ先見えてさぶらへ、と見るに移るらむ、聞こえたらずなむ、と思ふなむ。才、殿上人の座に思ひたまへるさま、なつかしく愛敬づきなしたまはむ。親しき人は、など聞こえ通ひて皆入りぬをひき放ちがたくこそありける浦、さる方なき心地も心も、末つべく、悲しと聞こえたりつる。このころ、御心地も、ことなり。

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メカ紫「なかなかの出来!」


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