メカ紫

マルコフ源氏

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女、若き人はあらね。さればよ、ましてこの宮の袖口など、いと気騷がしうなりけり。このかみ心も、おぼゆらむ、胸に、すさまじくも、らうたげさに、姿を伝へず。年月のことどもに懼ぢさせたまふべき。今参れるさましを、年まかりな。舌のやうやうなりと眺めゐたまへれても、いとおし立ちかどかどしきところなく、なか、この宇治山に、けはひども、危ふげにこそおぼゆれど、とくうちとけぬ。豊後介もなりとも、大将殿の北の方の寝殿に離れずもてなさましたる法師ばら、人騒がしう騷ぎたまはず、類広く見ゆ。なめげなるに、とて、その琴は、おほかたの御後見を思ひあつかひたるさまにて。大姫君は、次々に従ひけるおぼつかなさなどいふ御乳主をもよそふべき日も栄なき御さまざまに、院の御物詣でに乗せたまへば、この領、さらば、こよなくまさればさらにえせたまへり。五つの、梳ることにもてなして、なつかしければ、聞きて、内裏よりもや。蝉のあたりを、よろづを思し捨てたり。

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メカ紫「今日は筆が進むわ~」


メカ紫について

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