メカ紫

マルコフ源氏

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うるはしくや、なべてむなしく見たまへるも、さるべきほども見ゆる車におはせずにすこしづつひきすぐれたる藤波、もなしたまへるけしきもをさをさ見たてまつらまほしき御ほどのこれには公ざまの世のさまにして、ことわり、こまかなる髪の行なひの聞こし召さむ、入りて、いよ悲しう見たてまつるべきにたちの母君を忘れぬままに入り、おのづからいと尊きわざなりぬ住み処の離るる願ひの人は、いと埋れすくよかに漏らさじと、いとかたじけなく、うるさけれど、親に、弓の御上を思しとがむるまでなむ。今日はもてあそばむ、かばかりにも、才の心ざしもあながちに、訪らひたまふ。かの御息所、痩せたれど、人びと年なり。かの殿に落ちて、おぼえたまへば、我も、空暗き心地するものなくてし人のことなりしたまはざりけり。明け暮れぬれど、生ひ先ありて。楽人、目とどめ置きたまふべき人選りしなしたてまつらめ。いでや、見つけたり。

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メカ紫「……どうかしら?」


メカ紫について

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